最新刊『阿修羅のジュエリー』理論社が出ました!

■最新刊 鶴岡真弓阿修羅のジュエリー』(理論社・1500円)が出ました!
 東京国立博物館では「国宝・阿修羅」展開催中 (7月からは 九州国立博物館


朝日カルチャーセンター 新宿 では、
 鶴岡真弓『阿修羅のジュエリー』(理論社)をテキストに
 講座
 「国宝・阿修羅のジュエリー:
    シルクロードを超えた聖なる光と装飾の道を旅する」
を開きます
 4月27日(月)15:30−17:30 1こま
 5月12日(火)13:00−17:00 2こま
 お申し込みお問い合わせは、朝日カルチャーセンター(新宿) 03−3344−1945(直通)までどうぞ。

■阿修羅展情報
2009年3月31日-6月7日 東京国立博物館
2009年7月14日-9月27日 九州国立博物館
鶴岡真弓『阿修羅のジュエリー』(理論社)は
国立博物館会場でも販売中

   
↓東京での詳細はこちらをクリック!
東京国立博物館
   


   
鶴岡真弓『阿修羅のジュエリー』内容紹介

「輝きをデザイン」できる人間の力。
「国宝・阿修羅」像のネックレス、ブレスレットなど「装飾デザイン」
から読み解く!

神秘の国宝「阿修羅」。
人気最高のその仏像なら、だれもがよく知っている。

しかし、そこには見逃されてきた「ジュエリー」の世界があった。「装飾の魂」があった!


阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)

阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)


よく見れば、阿修羅像は、「金色の胸飾り」に「花柄の巻きスカート」をはじめ、1300年前の国際的ファッションをまとう、きらきらしい鬼神でもあるのだ。
本書は、「国宝・阿修羅」像のネックレス、ブレスレットなど「装飾デザイン」
から始め、聖母マリアルネサンスの貴婦人、近代名画のサロメシュリーマン発見の財宝などを東西に訪ねて、聖なるフィギュアを飾った、ジュエリーから携帯ストラップまでを、豊富なカラー図版や楽しいイラストとともに、
「輝きをデザイン」できる人間の力
を読み解きます。
これまでのシルクロードを超え、日本、西域、インド、ペルシア、トルコ、イタリア・・・筆者が踏破した「ジュエリーロード」を旅しながら、宝石と装飾から発見される、阿修羅像の常識をくつがえす魂の文明史!
「国宝・阿修羅」像の見方が360度変貌する、待望の書。「中学生以上のすべての人に」の好評「よりみち!パンセ」シリーズの最新刊!

目次

キラキラへのイントロダクション
「輝き」をデザインできる人間の力


第1章  阿修羅ジュエリーの発見
「飾る」デザイン力


第2章  シルクロードからジュエリーロードへ
宝石の道と王妃たち


第3章  「花」と「星」のアシュラ
ペルシアから奈良へ


第4章  マリア様と貴婦人の真珠の髪飾り
イタリア・ルネサンスと東方貿易


第5章  サロメと仏像のストラップ
祈りのジュエリー


結びのことば
さらなる旅に向かって


    
  

■また、NHK教育新番組スタート いよいよ英語で日本の美と文化を存分に語る時代が来ました!
トラッドジャパン」の毎月号テキスト・エッセー
「文明と美のグレートジャーニー」を
鶴岡真弓 (多摩美術大学・芸術学科教授)が好評連載中
です。
あわせてお楽しみください!




紅白歌合戦にも登場したエンヤと鶴岡が競演の映画

エンヤと鶴岡真弓ケルト芸術文化研究家・多摩美術大学教授)は
地球交響曲第一番』(龍村仁監督)で
共演し、アイルランドケルト文化を紹介しています。
現在も全国で根強く上映されています
(詳細は、右の「リンク欄」をクリック→)

地球交響曲第一番 スペシャルエディション [DVD]

地球交響曲第一番 スペシャルエディション [DVD]

     
ケルトブームの火付け役・鶴岡はエンヤの故郷を訪ね、
この映画で大西洋を背景にエンヤのケルト的側面を表した
あの有名な言葉、すなわち
私は現代のケルトの音楽家ですという言葉をケルト研究者として引き出しました。

このシーンは『地球交響曲第一番』の
冒頭に流れています。


 (▼写真はエンヤと鶴岡真弓が鶴岡の『ケルト/装飾的思考』(筑摩書房)を
見ているシーン
。右端はエンヤのママ、教会オルガニスト


「こんにちは。エンヤです。
この度は、伝統ある紅白歌合戦に参加することになり、
とても光栄に思っています。一年で一番最後の日に、
私の大好きな日本の皆さんと過ごすことを楽しみにしています。」

       

ケルト 装飾的思考

ケルト 装飾的思考

    
雪と氷の旋律 ペイント・ザ・スカイ ?ザ・ベスト・オブ・エンヤ シェパード・ムーン     
     
              

図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本)

図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本)

■ ↑島のケルト」から「大陸のケルト」まで。

芸術・文化・神話を読むケルト入門書の決定版。

アイルランドスコットランドウェールズ、コンウォール、ブルターニュガリア、イベリア、ゲルマニア・・・東ヨーロッパまで、旅する現地撮影写真満載!


      

■ 待望の訳書が、このたび出ました!
ラング著ケルトの芸術と文明』
鶴岡真弓訳・創元社
 テムズ&ハドソン社の人気シリーズ「ワールド・オヴ・アート」の1冊!
 この訳書を片手に、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、オーストリア
 チェコルーマニア、スペイン、イタリア・・・ヨーロッパ諸国の
 ケルト・コレクションと遺跡を巡りましょう!!
 詳細は「アマゾン」などでご覧ください!

ケルトの芸術と文明

ケルトの芸術と文明



鶴岡真弓『黄金と生命』(講談社)がNHK週刊ブックレビューで紹介されました。
「黄金」とは「生命の力」だった!私たちはまだ1万年の旅の途上にいる。

黄金と生命 ― 時間と練金の人類史

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