鶴岡真弓『阿修羅のジュエリー』重版+8月のケルト講座

鶴岡真弓『阿修羅のジュエリー』(理論社・重版)好評
 九州国立博物館で「阿修羅展」開催中!

阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)

阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)

 
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■朝日カルチャーセンター(新宿)8月の鶴岡真弓の講座

ケルトの芸術と神話を旅する 
現代フランスの国民漫画「アステリクス」と古代ガリ

多摩美術大学教授 鶴岡 真弓

曜日・時間・回数
8月29日 (土曜)13:00-17:00 全1回 (第1部・第2部)
受講料
8月(1回) 会員 5,880円
一般 7,140円


アイルランドスコットランドウェールズ
  コンウォール、ブルターニュガリア、
  イベリア、ゲルマニア・・・東ヨーロッパまで、
  旅する現地撮影写真満載!

「島のケルト」から「大陸のケルト」まで。

芸術・文化・神話を読むケルト入門書の決定版。

図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本)

図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本)


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◆講座内容
パリ郊外には、フランス人なら大人から子供までが楽しむ「アステリクス・テーマ・パーク」
があり、人気を博しています。アステリクスとは、1959年にパリの出版界に誕生した国民的漫画の主人公。古代ローマ帝国に敢然と立ち向かった実在のウェルキンゲトリクスをモデルに、フランスの国民・国家の結束から情感までを、そのパワフルなエネルギーに託して物語る存在です。イタリア(ローマ)とガリア(フランス)の歴史的な向き合いと交流がそこに象徴されています。
なぜ、いにしえのガリア意識」がこうした媒体で現代フランスで人気であり、フランスの永遠のテーマとなっているのか。「ガリア=フランス」に残る考古・美術・神話を横断しながら、この謎を解いていきましょう。当講座はシリーズの4回目ですが、毎回独立したテーマですので、いつでもどこからでも、ご聴講することができます。
◆テキストは鶴岡・松村ケルトの歴史』河出書房新社です。 

◆講師紹介
鶴岡 真弓(ツルオカ マユミ)
早稲田大学大学院修士課程修了。ダブリン大学トリニティ・カレッジに留学。立命館大学教授を経て、現在、多摩美術大学教授。美術文明史・ケルト芸術・表象研究。
■『ケルト/装飾的思考』(筑摩書房)、『ケルト美術』(ちくま学芸文庫)、『図説 ケルトの歴史―文化・芸術・神話をよむ』『装飾の神話学』(河出書房新社)、『装飾する魂』(平凡社)、『装飾の美術文明史』(NHK出版)、『黄金と生命』(平凡社)、『阿修羅のジュエリー』(理論社)など編著訳書多数。
■映画『地球交響曲第一番』ではアイルランドの歌姫エンヤと共演
NHK教育TV「トラッド・ジャパン」テキストに「文明と美のグレートジャーニー」を好評連載中

備考 休憩あり。

◆お申し込み=朝日カルチャーセンター 新宿
窓口は午前9時30分から午後7時まで(土曜は18:30まで。原則として日曜・祝日を除く)
電話は午前10時30分から午後6時まで(原則として日曜・祝日を除く)
◆〒163-0204
東京都新宿区西新宿2−6−1
新宿住友ビル4階(受付)
TEL.03-3344-1941
FAX.03-3344-1930
◆交通のご案内
JR・小田急線・京王線東京メトロ丸の内線の新宿駅より徒歩約8分
東京メトロ丸の内線西新宿駅より徒歩約5分
都営地下鉄大江戸線都庁前駅A6出口直結

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アイルランドスコットランドウェールズ
  コンウォール、ブルターニュガリア、
  イベリア、ゲルマニア・・・東ヨーロッパまで、
  旅する現地撮影写真満載!

「島のケルト」から「大陸のケルト」まで。

芸術・文化・神話を読むケルト入門書の決定版。

図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本)

図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本)


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■鶴岡先生「NHKワールド」出演 (好評のうちに終了しました ご視聴ありがとうございました)
海外オンエア後も、インターネットで放送中 
「阿修羅像人気の秘密」                          
東京国立博物館の「阿修羅展」は80万人の入場者を記録し
7月からの九州国立博物館へ巡回展となります。
ケルトから日本、ユーロ=アジア世界つなぐ阿修羅像として鶴岡先生が解説の
TVが今週世界130各国でオンエア、また国内ではつねにネットで以下で視聴できます。
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鶴岡真弓 多摩美術大学・芸術学科教授 
「NHKワールド」(国際放送・英語) 
「NEWS LINE、JーCULTURE」出演 
『阿修羅像・人気の秘密』              
以下のネットで視聴できます。どうぞご覧ください。

http://www.nhk.or.jp/nhkworld/english/movie/feature.html

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■おかげさまで鶴岡真弓『阿修羅のジュエリー』(理論社)は
 先月、重版となりました。
■『阿修羅のジュエリー』内容紹介

「輝きをデザイン」できる人間の力。
「国宝・阿修羅」像のネックレス、ブレスレットなど「装飾デザイン」
から読み解く!

神秘の国宝「阿修羅」。
人気最高のその仏像なら、だれもがよく知っている。

しかし、そこには見逃されてきた「ジュエリー」の世界があった。「装飾の魂」があった!




よく見れば、阿修羅像は、「金色の胸飾り」に「花柄の巻きスカート」をはじめ、1300年前の国際的ファッションをまとう、きらきらしい鬼神でもあるのだ。
本書は、「国宝・阿修羅」像のネックレス、ブレスレットなど「装飾デザイン」
から始め、聖母マリアルネサンスの貴婦人、近代名画のサロメシュリーマン発見の財宝などを東西に訪ねて、聖なるフィギュアを飾った、ジュエリーから携帯ストラップまでを、豊富なカラー図版や楽しいイラストとともに、
「輝きをデザイン」できる人間の力
を読み解きます。
これまでのシルクロードを超え、日本、西域、インド、ペルシア、トルコ、イタリア・・・筆者が踏破した「ジュエリーロード」を旅しながら、宝石と装飾から発見される、阿修羅像の常識をくつがえす魂の文明史!
「国宝・阿修羅」像の見方が360度変貌する、待望の書。「中学生以上のすべての人に」の好評「よりみち!パンセ」シリーズの最新刊!

目次

キラキラへのイントロダクション
「輝き」をデザインできる人間の力


第1章  阿修羅ジュエリーの発見
「飾る」デザイン力


第2章  シルクロードからジュエリーロードへ
宝石の道と王妃たち


第3章  「花」と「星」のアシュラ
ペルシアから奈良へ


第4章  マリア様と貴婦人の真珠の髪飾り
イタリア・ルネサンスと東方貿易


第5章  サロメと仏像のストラップ
祈りのジュエリー


結びのことば
さらなる旅に向かって


関連図書:鶴岡真弓『阿修羅のジュエリー』(理論社よりみちパン!セ44)

阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)

阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)



 
   
   

■また、NHK教育新番組スタート いよいよ英語で日本の美と文化を存分に語る時代が来ました!
トラッドジャパン」の毎月号テキスト・エッセー
「文明と美のグレートジャーニー」を
鶴岡真弓 (多摩美術大学・芸術学科教授)が好評連載中
です。
■旅の行き先
 4月号 アイルランド  好評発売中のテキスト巻末
 5月号 スコットランド 好評発売中のテキスト巻末
 6月号 ブルターニュ  好評発売中のテキスト巻末  お楽しみに!!
あわせてお楽しみください!
   

   

紅白歌合戦にも登場したエンヤと鶴岡が競演の映画

エンヤと鶴岡真弓ケルト芸術文化研究家・多摩美術大学教授)は
地球交響曲第一番』(龍村仁監督)で
共演し、アイルランドケルト文化を紹介しています。
現在も全国で根強く上映されています
(Photo by Yuji Nakagawa)
(詳細は、右の「リンク欄」をクリック→)

地球交響曲第一番 スペシャルエディション [DVD]

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ケルトブームの火付け役・鶴岡はエンヤの故郷を訪ね、
この映画で大西洋を背景にエンヤのケルト的側面を表した
あの有名な言葉、すなわち
私は現代のケルトの音楽家ですという言葉をケルト研究者として引き出しました。

このシーンは『地球交響曲第一番』の
冒頭に流れています。


 (▼写真はエンヤと鶴岡真弓が鶴岡の『ケルト/装飾的思考』(筑摩書房)を
見ているシーン
。右端はエンヤのママ、教会オルガニスト


「こんにちは。エンヤです。
この度は、伝統ある紅白歌合戦に参加することになり、
とても光栄に思っています。一年で一番最後の日に、
私の大好きな日本の皆さんと過ごすことを楽しみにしています。」

       

ケルト 装飾的思考

ケルト 装飾的思考

    
雪と氷の旋律 ペイント・ザ・スカイ ?ザ・ベスト・オブ・エンヤ シェパード・ムーン



     







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図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本)

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■ 待望の訳書が、このたび出ました!
ラング著ケルトの芸術と文明』
鶴岡真弓訳・創元社
 テムズ&ハドソン社の人気シリーズ「ワールド・オヴ・アート」の1冊!
 この訳書を片手に、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、オーストリア
 チェコルーマニア、スペイン、イタリア・・・ヨーロッパ諸国の
 ケルト・コレクションと遺跡を巡りましょう!!
 詳細は「アマゾン」などでご覧ください!

ケルトの芸術と文明

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鶴岡真弓『黄金と生命』(講談社)がNHK週刊ブックレビューで紹介されました。
「黄金」とは「生命の力」だった!私たちはまだ1万年の旅の途上にいる。

黄金と生命 ― 時間と練金の人類史

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