鶴岡教授がケルトと都市と遺跡シリーズ講義

ケルト文化とヨーロッパの都市と遺跡  美と神話を訪ねる

新宿 朝日カルチャーセンター    次回は2011年10月22日(土)
   15:30−17:30

講師 多摩美術大学教授 鶴岡 真弓

講座内容

ケルト」と呼ばれるヨーロッパの基層文化は、16世紀から今日まで、西欧・北欧から東欧にわたる  「神話伝説・フォークロア」「美術・デザイン」「考古(もの)・言語(ことば)」などの発生にかかわり、とくに近代では、ヨーロッパ諸国の歴史観や生命観や自然観や季節観までに、大きな影響を与えてきました。
それはアイルランドブルターニュなど現在のケルト文化圏のみならず、実は「フランス」や「イギリス」、「ベルギー」や「ドイツ」「スイス」などの近代国家の成り立ちや、国民主義のシンボルとして、きわめて重要な役割を担ってきたのでした。ケルト系の音楽がヨーロッパ諸都市で演奏されたり、祭が開かれ、独特のデザインが広まっています。


ケルト」が「ヨーロッパの文化や芸術」のベース(基層)であると考えられてきたゆえんです。この講座では、ダブリン、ロンドン、エジンバラ、パリ、レンヌ、アヴァンシュ(スイス)、ケルン、ハルシュタット、ウィーン、プラハワルシャワザグレブクロアチア)などを、シリーズ講座「美と神話を訪ねる ケルト文化とヨーロッパ都市と遺跡」として、旅するように巡り、美術・デザイン・神話・伝説・歴史・考古・文学など、これまでにない多視点から観察していきます。


なお、シリーズ後半では、意外にも「イタリア(ローマ)VSフランス(ガリア=ケルト)」の闘いに運命的かかわるルネサンスの巨匠の絵画や現代の漫画なども深くかかわってきます。デザインや歴史・伝説まで、どの扉からでもお入りいただき、「ケルトの世界」の細部を学び、「ヨーロッパ」の深層を発見していきましょう。

第1回目は、「ダブリンとロンドン篇−トリニティ・カレッジ図書館と大英図書館−『ケルズの書』からリンディスファーン修道院の再発見」でした。

第2回は、この秋、10月22日 土曜日 15:30−17:30です。

テキスト 鶴岡真弓・松村一男著『図説 ケルトの歴史―文化・美術ふるってご参加ください。

申し込み先
<電話番号> 03−3344−5450
<受付時間> 月曜〜土曜 10:30〜18:00
原則として日曜・祝日はお休みです。

※お申し込み
<受付場所> 新宿住友ビル4階
<受付時間> 月曜〜金曜 9:30〜19:00 
       土曜 9:30〜18:30
 


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2010年秋-冬 毎週・NHK教育ラジオ第2で
     鶴岡教授がケルト講義(全13回)を放送

     ケルトの歴史と生命観 ヨーロッパの深き遺産


NHK教育ラジオ 第2 番組名 カルチャー・ラジオ 
毎週

      水曜 夜 20:30−21:00
      木曜 朝 10:15−10:45(再放送)
2010年9月から12月下旬まで 連続13回 放送


NHK ラジオ第2放送 ホームページ で詳細案内。
ご期待ください!
http://www.nhk.or.jp/r2bunka/ch03/1010.html

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鶴岡真弓ケルト 装飾的思考』(ちくま学芸文庫)復刊!


多摩美術大学鶴岡真弓 テレビ出演 
■放送日 :10月30日(土曜)22時00分〜24時00分
■放送局 :BSフジ

■番組タイトル:BSフジ開局10周年記念番組 ダイワハウスPresents
 「okaeri(おかえり) 山口智子 美の巡礼 
■女優・山口智子さんと多摩美大教授・鶴岡真弓クロアチアの旅 

第2回 「文様が囁く〜クロアチア 黄金と巨石を運ぶ海の道」

今年鶴岡先生が女優の山口智子さんとご一緒に
東欧現地調査(ハンガリークロアチア)をされました。
4月にハンガリー編が放送され、今秋にクロアチア編が放送となります。
内容の詳細は、以下をご覧ください。
研究所ブログ記事
http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/iaa/article.php?id=346
BSフジ番組ホームページ
http://www.bsfuji.tv/okaeri02/index.html



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朝日カルチャーセンターでは、2011年、また、
鶴岡真弓の新ケルト講座も始まります。
ご期待ください!

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最近おこなった講座↓
ご参加・ご聴講ありがとうございました。

朝日カルチャー新宿 鶴岡真弓ケルト講座

2010年9月11日(土) 
15:30-17:30  2コマ
【新設】ケルト文明 − 装飾世界を旅して

講座内容
ヨーロッパの深き遺産、ケルト文明。
ケルト学の第一人者であり、この春、ハンガリーや クロアチアなど装飾世界を旅した
鶴岡真弓さんが、神話・伝説や文様美術への
視点を踏まえ、 新しい映像とともに、
ケルトの芸術と文化を講じます。


<電話番号> 03−3344−5450
<受付時間> 月曜〜土曜 10:30〜18:00
原則として日曜・祝日はお休みです。

※お申し込み
<受付場所> 新宿住友ビル4階
<受付時間> 月曜〜金曜 9:30〜19:00 
       土曜 9:30〜18:30




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6月26日 (土) 午後 土 13:00-17:00  
(▲なお『阿修羅のジュエリー』の講義は好評のうちに終了しました!次回や他の講義に関しましては、朝日カルチャー新宿までお問い合わせください)。

特講 2コマ新宿・朝日カルチャーで、
鶴岡真弓「阿修羅のジュエリーと光のデザイン史」の講座も開かれます。

講座内容
今年2010年は、100年に一度の「平城遷都1300年」の年です。その象徴でもある、興福寺の阿修羅像展には190万人が押し寄せ、話題となりました。しかし、この仏像の胸に輝く「ジュエリー」の美と歴史に気づいた人は、少ないようです。
この講座では、阿修羅像を、日本の「仏像」という枠から解き放ち、アジアとヨーロッパを行き交ってきた、「光=ジュエリー」の美の歴史と神話という視点から読み解いていきます。 胸に輝く「阿修羅のジュエリー」をとおして、古代ペルシャの神像から、近代のアルフォンス・ミュシャのデザインにまで追い求められてきた、「光=希望のデザイン」の本質を、歴史的に明らかにします。 シルクロードを越えて、東西をつないだ、「きらきらの胸飾り」のなかに、心の「ジュエリー・ロード」の世界史を発見していきます。
 
〔テキスト〕鶴岡真弓・著 阿修羅のジュエリー』理論社 
 
この講座の詳細は 
【新設】阿修羅のジュエリーと光のデザイン史
http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=68580&userflg=0をご覧ください。


また迅速な電話でのお問い合わせは TEL 03−3344−1945 
場 所   新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター(申し込みは4階受付)
お問い合わせ・お申込み TEL 03−3344−1945 朝日カルチャーセンター 教養科



BSフジ『装飾は語る ハンガリー山口智子さんと共に旅する鶴岡教授出演番組

第1回 ダイワハウス提供 「装飾は語る ハンガリー アール・ヌーヴォーの来た道」
   BSフジで4月24日(土)の夜10時より放送(2時間)

 記者会見 写真 → http://mantan-web.jp/gallery/2010/04/09_2/9.html


 
ブダペスト 応用美術館 (山口智子さんと鶴岡教授)


(2010年4月 番組会見記事より)


探求の女王”が世界各国の魅力を紹介
女優の山口智子がクエスト(探求)の女王と命名される――。
BSフジ開局10周年記念番組
「okaeri 山口智子 美の巡礼」
の発表会見が4月9日に都内で行われ、
番組で一緒に旅する美術文明史家の鶴岡真弓さんから、探究心を褒め称えられた。
命名された山口は「私のクエストはザ・素人」と謙遜するが、
自ら企画に関わり訪問先も提案して番組に挑んだ。


地域文化の魅力やルーツを追って世界を旅し、歴史的な文明交流の謎を紐解くシリーズ企画で、
第1回は東欧のハンガリーを旅し、19世紀末の美術様式アール・ヌーヴォーの美に迫る。


初回をハンガリーにした理由は、過去に旅行で訪れた際に「懐かしさのような感覚を抱いたから」。同地を日本と同じ文明の“クロスポイント”と表現し、「遠く西の果てまで旅したようでいて、結局は私たち自身の足元に戻ってきた。今回の(番組タイトル)“おかえり”はそういう意味」と話した。秋には、第2回クロアチアを放送予定。「旅はまだ始まったばかり」と笑顔をみせた。

(eiga.com×文化通信)


日本と世界の「装飾・文様・デザイン」を探訪する名著

装飾する魂―日本の文様芸術

装飾する魂―日本の文様芸術

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装飾・文様・デザインと神話の関係を楽しく解き明かす

装飾の神話学

装飾の神話学


国宝・阿修羅像を「装飾とジュエリーの歴史」から読み解く鶴岡教授の最新刊

阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)

阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)

アマゾンBOOKレビューより↓

著者の多摩美術大学教授・鶴岡真弓氏は、ケルトから日本まで

「装飾デザインと文明」や「文様の世界史」などの研究の著作をたくさん著わしており読んで

きました。最近は;">『阿修羅のジュエリー』(理論社)は、この本と同じように「装飾」から仏像を

読みとくというもので、本当に目からウロコが落ちました!

中でもこの本『装飾する魂』は、旅するように、本もののデザインや建築や美術の「細部」までど

んどん入っていくような感覚で、最も楽しく、最も深く、装飾や文様やデザインの世界について、

東西の比較についても、学べ楽しめる本ですね。

なお女優の山口智子さんも鶴岡先生の『装飾する魂』の熱心な愛読者であるということで、そ

ういえばBSフジのスペシャル番組で山口智子さんと鶴岡教授が旅をする番組『装飾は語る 美の巡

礼』があるのを知り、なるほどこの本が出発点にあるのか!と、妙に納得してしまいました。

ともかく、広く古今、東西の、装飾や文様やデザインの歴史と、それを創りつづけ、継承してきた

人間たちの熱い気持ち、文様の持つ象徴的意味の数々、そしてレオナルドなど画家とデザイン・文

様の関係まで、手に取るようによくわかり、ほんとうにお得で、心からお薦めします。





以下の2月の講座・講演は好評のうちに終了、次の機会をお楽しみに!


東京都現代美術館 MOTアニュアル2010:装飾 展
講演:鶴岡真弓多摩美術大学教授 / 装飾デザイン史・ケルト芸術研究)
「現代と装飾−祈りと思考のミクロコスモス」 
2010年 2月27日(土) 15時〜17時 
地下2階講堂 参加無料(当日先着200名)



装飾展 開催期間
2010年2月6日(土) ー 2010年4月11日(日)
東京都現代美術館 企画展示室1F
→ 展覧会詳細
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/111/3

装飾する魂―日本の文様芸術

装飾する魂―日本の文様芸術


東京都現代美術館 鶴岡真弓の講演

MOTアニュアル2010:「装飾講演会
 
鶴岡真弓多摩美術大学教授 / 装飾デザイン史・ケルト芸術研究)
「現代と装飾−祈りと思考のミクロコスモス」
 
2010年 2月27日(土) 15時〜17時 地下2階講堂 参加無料(当日先着200名)

http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/111/3


金沢21世紀美術館 主催-イベント
 金沢21世紀美術館トーク+コンサートは好評の内に終了しました。
 次回をまたお楽しみください。

二十一世紀塾二〇〇九 no.3
藤枝守 × 鶴岡真弓「いのちの文様

http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=69&d=744

2010年2月20日(土)
開場15:30 開演16:00
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会場:
金沢21世紀美術館 シアター21
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【友の会会員特典】
※優先入場特典があります。開場10分前にお集まり下さい。(入場時に会員証提示)

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チケット取扱:
金沢21世紀美術館ミュージアムショップ
 TEL 076-236-6072
・チケットぴあ (Pコード 615-716)
  http://t.pia.jp/(電子チケットぴあ)
 TEL 0570-02-9999(自動音声)
 TEL 0570-02-9111 (オペレーター対応)
ローソンチケット Lコード(no.3 56884)

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託児サービス:
※3歳児以下の入場はご遠慮願います。
託児サービスをご利用下さい。
有料・要申込(お問合せ TEL 076-220-2815)

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主催:
金沢21世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]

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お問い合わせ:
金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811

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鶴岡ケルト文化・芸術の講座 2009.12月は
  好評の内に終了しました。またアヌーナのようなアイルランドのアーチストを
  お招きして、トークや、アカペラのコンサートをおこないたいと思っています。
  今後とも宜しくお願い申し上げます。 


2008年の紅白歌合戦にはアイルランドの歌姫エンヤが出演。
2009年はエンヤと同じ年月を活動しているコーラスアヌーナ」が来日し多摩美大・鶴岡教授(ケルト芸術文化)と公開シンポジウムとミニコンサートを都心の「四谷ひろば」で行います。

多摩美大公開シンポジウム
アヌーナ アイルランドを語り、歌う



      出演:マイケル・マクグリン(アヌーナ)

         鶴岡真弓多摩美大教授・芸術人類学研究所所員)
      アヌーナのリーダー、マイケルと鶴岡教授によるトーク


      19時30分〜20時

      アカペラによるミニコンサート(アヌーナ 男女2名による混声予定)

      *開場17時より、会場でアヌーナのビデオ上映を行います。

..............................................................................
192-0394
東京都八王子市鑓水2-1723
多摩美術大学 芸術人類学研究所
金子雅是
電話 042-679-5697 FAX 042-679-5698

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そのイヴェントの前にケルト文化・芸術を予習しよう。

 鶴岡・松村『ケルトの歴史』河出書房新社 
 

アイルランドスコットランドウェールズ
  コンウォール、ブルターニュガリア、
  イベリア、ゲルマニア・・・東ヨーロッパまで、
  旅する現地撮影写真満載!

「島のケルト」から「大陸のケルト」まで。

芸術・文化・神話を読むケルト入門書の決定版。
(2009年 第6刷が 出来しました)

図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本)

図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本)



鶴岡教授の最新刊は『阿修羅のジュエリー』理論社(大好評で重版となりました!)

鶴岡真弓『阿修羅のジュエリー』(理論社

阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)

阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)





NHK教育新番組 
英語で日本の美と文化を存分に語る時代!
トラッドジャパン」の毎月号テキスト・エッセー
「文明と美のグレートジャーニー」を
鶴岡真弓 (多摩美術大学・芸術学科教授)が好評連載中
です。
■旅の行き先
 4月号 アイルランド  好評発売中のテキスト巻末
 5月号 スコットランド 好評発売中のテキスト巻末
 6月号 ブルターニュ  好評発売中のテキスト巻末 
 7月号 イタリア    好評発売中のテキスト巻末 
 8月号 スイス     好評発売中のテキスト巻末 
 9月号 ドイツ     好評発売中のテキスト巻末 
 10月号 ルーマニア   好評発売中のテキスト巻末 
 11月号 ウズベキスタン 好評発売中のテキスト巻末   
12月号 ロシア・シベリア 好評発売中のテキスト巻末

お楽しみに!!
あわせてお楽しみください!



紅白歌合戦にも登場したエンヤと鶴岡が競演の映画

エンヤと鶴岡真弓ケルト芸術文化研究家・多摩美術大学教授)は
地球交響曲第一番』(龍村仁監督)で
共演し、アイルランドケルト文化を紹介しています。
現在も全国で根強く上映されています
(Photo by Yuji Nakagawa)
(詳細は、右の「リンク欄」をクリック→)

地球交響曲第一番 スペシャルエディション [DVD]

地球交響曲第一番 スペシャルエディション [DVD]

     
ケルトブームの火付け役・鶴岡はエンヤの故郷を訪ね、
この映画で大西洋を背景にエンヤのケルト的側面を表した
あの有名な言葉、すなわち
私は現代のケルトの音楽家ですという言葉をケルト研究者として引き出しました。

このシーンは『地球交響曲第一番』の
冒頭に流れています。


 (▼写真はエンヤと鶴岡真弓が鶴岡の『ケルト/装飾的思考』(筑摩書房)を
見ているシーン
。右端はエンヤのママ、教会オルガニスト


「こんにちは。エンヤです。
この度は、伝統ある紅白歌合戦に参加することになり、
とても光栄に思っています。一年で一番最後の日に、
私の大好きな日本の皆さんと過ごすことを楽しみにしています。」

       

ケルト 装飾的思考

ケルト 装飾的思考

    
雪と氷の旋律 ペイント・ザ・スカイ ?ザ・ベスト・オブ・エンヤ シェパード・ムーン



     

■ 待望の訳書が、このたび出ました!
ラング著ケルトの芸術と文明』

鶴岡真弓訳・創元社) テムズ&ハドソン社の人気シリーズ「ワールド・オヴ・アート」の1冊!
 この訳書を片手に、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、オーストリア
 チェコルーマニア、スペイン、イタリア・・・ヨーロッパ諸国の
 ケルト・コレクションと遺跡を巡りましょう!!
 詳細は「アマゾン」などでご覧ください!

ケルトの芸術と文明

ケルトの芸術と文明



鶴岡真弓『黄金と生命』(講談社)がNHK週刊ブックレビューで紹介されました。
「黄金」とは「生命の力」だった!私たちはまだ1万年の旅の途上にいる。

黄金と生命 ― 時間と練金の人類史

黄金と生命 ― 時間と練金の人類史