話題の本▲  

ケルト美術の最高傑作、ダブリン大学図書館ショップにも置かれる国際的訳書!
無限のケルト渦巻文様と、キリスト教の図像がいかにして共存したかを明らかにする、
ヴィジュアルな装飾の宇宙。

ケルズの書

ケルズの書


ケルトの神話・伝説

ケルトの神話・伝説



■ 世界の四大文明よりも古い!「古ヨーロッパ」文明があった。
その美術考古+神話の世界を初めて明らかにした、永遠の「女神」の書!
祖国リトアニアからカルフォルニアへ。壮大な旅をしたギンブタス女史の知的軌跡!

古ヨーロッパの神々

古ヨーロッパの神々




ケルトの芸術と文明」ご案内 講師:鶴岡真弓多摩美大教授)以下の講座は、好評の内に終了しました。ありがとうございました。

NHK文化センター青山教室(+JALシニアーズアカデミー)
地下鉄青山一丁目 直結 「NHK文化センター」
(お申し込みはお電話で→TEL 03−3475−1151)
 www.nhk-cul.co.jp/school/aoyama

2009年9月2日 イントロダクション       
                    ケルトの文明はヨーロッパ各地に偏在する
                    フランク・ロイド・ライトケルトの魂
                    アイルランドからフランス、スイス、
                    スペイン、ボヘミアまでのケルト遺跡と博物館

    9日  ケルトキリスト教の芸術を訪ねる                    『ケルズの書』『ダロウの書』『リンディスファーン福音書
                     大英博物館とダブリン大学図書館のコレクション
                     ケルト渦巻文様の来た道

    16日 ケルトの鉄器文明と金工芸術の輝き       
                       戦士と王の剣と車輪墓―ー神話と芸術
                       パリ、ブルゴス、エジンバラ、ウィーンの博物館まで
    
    30日 フランス=ガリアのケルト
                       「ガリア戦記」の世界
                       国民マンガ『アステリクス』とガリア魂のシンボリズム

 10月 7日 ローマ文明とケルト文明
                       ガロ=ローマ文化を歩く
  

 14日 19世紀のケルト・リヴァイヴァル 
       アイルランドスコットランドウェールズイングランドブルターニュほか


 21日 現代の「ケルト意識」を訪ねて       
                       ケルトと日本―ーユーラシア世界の両端


 
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■ 青森 三内円山遺跡 イヴェント これは好評の内に終了しました
   ありがとうございました
   次回もお楽しみに お越しください!

開催期間: 平成21年9月5日(土)
開催場所: 三内丸山遺跡(入場無料)

縄文宵待ち
 フォーラム ○テーマ 「三内丸山縄文時代のにぎわい」
○時 間 15:50〜17:30
○場 所 縄文時遊館縄文シアター
○パネリスト
  小山 修三(国立歴史民族学博物館名誉教授)
  鶴岡 真弓(美術文明史家)
  岡田 康博(青森県教育庁文化財保護課長)
  ニコル・クーリジ・ルーマニエール
   (英セインズベリー日本藝術研究所所長)



開催期間: 平成21年9月5日(土)〜6日(日)
開催場所: 三内丸山遺跡(入場無料)

三内丸山遺跡では、9月5日と6日の両日、縄文大祭典として、「縄文お月見コンサート」
 をはじめとする様々なイベントを開催します。
 多くの皆様のご参加をお待ちしております!   【※会場案内図はこちら】

●9月5日(土)
■発掘調査現地説明会 ○時 間 10:30〜、11:00〜の2回
      (各50名、受付10:00〜)
○集合場所 三内丸山遺跡展示室前
 発掘現場にて、今年度の調査の成果をご説明します。
■三内丸山縄文講座 ○テーマ「縄文時代のムラのようす」
○時 間 13:00〜15:30
○場 所 三内丸山遺跡展示室(研修室)
 事前に申込みが必要です。詳しくはこちら。
■縄文ワークショップ ○テーマ「縄文のにぎわい」
○時 間 13:30〜15:00
○場 所 復元大型竪穴住居
○講 師 菊池 正浩(NHKエンタープライズ)ほか

■お月見コンサート ○時 間 17:50〜19:50
○場 所 復元大型竪穴住居前
○出演者
  山上進(津軽三味線)、引地桂子(ソプラノ)、
  岩本奈恵(ヴァイオリン)、奈良裕之(民族楽器)ほか
  北海道・北東北の音楽の交流


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朝日カルチャーセンター(新宿)8月の鶴岡真弓の講座は 

好評の内に終了しました ありがとうございました 
次回は12月ないし新年1月 シリーズで続きます。

ケルトの芸術と神話を旅する 
現代フランスの国民漫画「アステリクス」と古代ガリ

多摩美術大学教授 鶴岡 真弓

曜日・時間・回数
8月29日 (土曜)13:00-17:00 全1回 (第1部・第2部)
受講料
8月(1回) 会員 5,880円
一般 7,140円


アイルランドスコットランドウェールズ
  コンウォール、ブルターニュガリア、
  イベリア、ゲルマニア・・・東ヨーロッパまで、
  旅する現地撮影写真満載!

「島のケルト」から「大陸のケルト」まで。

芸術・文化・神話を読むケルト入門書の決定版。

図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本)

図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本)


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講座内容パリ郊外には、フランス人なら大人から子供までが楽しむ「アステリクス・テーマ・パーク」があり、人気を博しています。アステリクスとは、1959年にパリの出版界に誕生した国民的漫画の主人公。古代ローマ帝国に敢然と立ち向かった実在のウェルキンゲトリクスをモデルに、フランスの国民・国家の結束から情感までを、そのパワフルなエネルギーに託して物語る存在です。イタリア(ローマ)とガリア(フランス)の歴史的な向き合いと交流がそこに象徴されています。
なぜ、いにしえの「ガリア意識」がこうした媒体で現代フランスで人気であり、フランスの永遠のテーマとなっているのか。ガリア=フランス」に残る考古・美術・神話を横断しながら、この謎を解いていきましょう。当講座はシリーズの4回目ですが、毎回独立したテーマですので、いつでもどこからでも、ご聴講することができます。
◆テキストは鶴岡・松村ケルトの歴史』河出書房新社です。 

◆講師紹介
鶴岡 真弓(ツルオカ マユミ)
早稲田大学大学院修士課程修了。ダブリン大学トリニティ・カレッジに留学。立命館大学教授を経て、現在、多摩美術大学教授。美術文明史・ケルト芸術・表象研究。
■『ケルト/装飾的思考』(筑摩書房)、『ケルト美術』(ちくま学芸文庫)、『図説 ケルトの歴史―文化・芸術・神話をよむ』『装飾の神話学』(河出書房新社)、『装飾する魂』(平凡社)、『装飾の美術文明史』(NHK出版)、『黄金と生命』(平凡社)、『阿修羅のジュエリー』(理論社)など編著訳書多数。
■映画『地球交響曲第一番』ではアイルランドの歌姫エンヤと共演
NHK教育TV「トラッド・ジャパン」テキストに「文明と美のグレートジャーニー」を好評連載中

備考 休憩あり。

◆お申し込み=朝日カルチャーセンター 新宿
窓口は午前9時30分から午後7時まで(土曜は18:30まで。原則として日曜・祝日を除く)
電話は午前10時30分から午後6時まで(原則として日曜・祝日を除く)
◆〒163-0204
東京都新宿区西新宿2−6−1
新宿住友ビル4階(受付)
TEL.03-3344-1941
FAX.03-3344-1930
◆交通のご案内
JR・小田急線・京王線東京メトロ丸の内線の新宿駅より徒歩約8分
東京メトロ丸の内線西新宿駅より徒歩約5分
都営地下鉄大江戸線都庁前駅A6出口直結

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アイルランドスコットランドウェールズ
  コンウォール、ブルターニュガリア、
  イベリア、ゲルマニア・・・東ヨーロッパまで、
  旅する現地撮影写真満載!

「島のケルト」から「大陸のケルト」まで。

芸術・文化・神話を読むケルト入門書の決定版。

図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本)

図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本)


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■鶴岡先生「NHKワールド」出演 (好評のうちに終了しました ご視聴ありがとうございました)
海外オンエア後も、インターネットで放送中 
「阿修羅像人気の秘密」                          
東京国立博物館の「阿修羅展」は80万人の入場者を記録し
7月からの九州国立博物館へ巡回展となります。
ケルトから日本、ユーロ=アジア世界つなぐ阿修羅像として鶴岡先生が解説の
TVが今週世界130各国でオンエア、また国内ではつねにネットで以下で視聴できます。
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鶴岡真弓 多摩美術大学・芸術学科教授 
「NHKワールド」(国際放送・英語) 
「NEWS LINE、JーCULTURE」出演 
『阿修羅像・人気の秘密』              
以下のネットで視聴できます。どうぞご覧ください。

http://www.nhk.or.jp/nhkworld/english/movie/feature.html

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■おかげさまで鶴岡真弓『阿修羅のジュエリー』(理論社)は
 先月、重版となりました。
■『阿修羅のジュエリー』内容紹介

「輝きをデザイン」できる人間の力。
「国宝・阿修羅」像のネックレス、ブレスレットなど「装飾デザイン」
から読み解く!

神秘の国宝「阿修羅」。
人気最高のその仏像なら、だれもがよく知っている。

しかし、そこには見逃されてきた「ジュエリー」の世界があった。「装飾の魂」があった!




よく見れば、阿修羅像は、「金色の胸飾り」に「花柄の巻きスカート」をはじめ、1300年前の国際的ファッションをまとう、きらきらしい鬼神でもあるのだ。
本書は、国宝・阿修羅」像のネックレス、ブレスレットなど「装飾デザイン」
から始め、聖母マリアルネサンスの貴婦人、近代名画のサロメ
シュリーマン発見の財宝などを東西に訪ねて、聖なるフィギュアを飾った、
ジュエリーから携帯ストラップまでを、
豊富なカラー図版や楽しいイラストとともに、
「輝きをデザイン」できる人間の力を読み解きます。
これまでのシルクロードを超え、
日本、西域、インド、ペルシア、トルコ、イタリア・・・
筆者が踏破した「ジュエリーロード」を旅しながら、宝石と装飾から発見される、
阿修羅像の常識をくつがえす魂の文明史!
国宝・阿修羅」像の見方が360度変貌する、待望の書。
「中学生以上のすべての人に」の好評「よりみち!パンセ」シリーズの最新刊!

目次

キラキラへのイントロダクション
「輝き」をデザインできる人間の力


第1章  阿修羅ジュエリーの発見
「飾る」デザイン力


第2章  シルクロードからジュエリーロードへ
宝石の道と王妃たち


第3章  「花」と「星」のアシュラ
ペルシアから奈良へ


第4章  マリア様と貴婦人の真珠の髪飾り
イタリア・ルネサンスと東方貿易


第5章  サロメと仏像のストラップ
祈りのジュエリー


結びのことば
さらなる旅に向かって


関連図書:鶴岡真弓『阿修羅のジュエリー』(理論社よりみちパン!セ44)

阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)

阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)




■ 最新号スタジオ・ジブリの『熱風』12月号に鶴岡真弓の36年ぶりの
シベリア・フィールドワークの旅から
「シベリアのアムール川デルス・ウザーラの声を聞く」が掲載されています。


鶴岡真弓ギャラリー・トークお茶の水:ギャラリー・バウハウス)は
好評の内に終了しました

伊藤進哉さんの「The Celts・風の王国」写真展に
合わせて、鶴岡真弓のギャラリー・トークを開催致します。

日 時 / 2009年5月29日(金) 19:00より
参加費 / 2000円
mailにて要予約。
お名前・ご住所・お電話番号を明記の上、送信して下さい。
御予約先
gallery bauhaus
〒101-0021 東京都千代田区外神田2-19-14
TEL:03-5294-2566 FAX:03-3256-3545
E-mail:info@gallery-bauhaus.com

http://www.gallery-bauhaus.com/090507_ito.html



アイルランドケルトをテーマに、
4×5インチの大型カメラで撮影した
モノクローム作品(ゼラチン・シルバー・プリント)、39点を展示。

この写真展に合わせて
多摩美術大学教授でケルト協会顧問の鶴岡氏は、処女作『ケルト/装飾的思考』(筑摩書房)で日本におけるケルトブームの火付け役となりました。
ケルト関係の著書を多数出版、龍村仁監督のドキュメンタリー映画地球交響曲第一番』ではアイルランドの歌姫エンヤとの共演で話題となりました。
アイルランド・ダブリン大学トリニティ・カレッジに留学経験のある鶴岡氏に、アイルランドケルトの魅力についてたっぷりと語っていただく一夜です。

鶴岡真弓 公式サイト:「鶴岡真弓の本と講座NEWS」



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■写真展の内容紹介

The Celts・風の王国によせて
会 期 / 2009年5月7日(木)〜6月30日(火)
時 間 / 11:00〜19:00
休 廊 / 日・月・祝
写真展は入場料 / 無料

霧雨だった雨は少しずつ音を立てて私のジャケットへ落ちてきた。低く垂れ込めた黒い雲はその厳かな雰囲気を演出するには十分だった。神聖なる石柱を囲んだ私たちは白髪の長老の合図で手をつなぎ、そして歌った。祈りながら手編みの籠を廻し、石柱の傍らの焚き火に香を入れ、その火でつけた煙管を廻した。長老の呪文は濡れた大地へ吸収され、そして消えていった。

草原の中の小高い丘の上にその石柱はある。それは日本人には想像できないほど崇高なケルトの象徴となっている。タラの丘は、ケルト人が初めてこの地を支配し小国を築いた地として、政治的にも精神的にも重要かつ神聖な場所とされ、現在でもケルトの末裔がこの地を訪れ先祖に祈りを捧げるのである。

儀式が終わり、私は日本から来たことをみんなに告げた。参列者はスコットランドやイギリスから来た人々だった。みな東の果てから来た私を快く迎えてくれた。いつのまにか雨は止んで、西の空の雲間には明るい青空が広がっていた。私はダブリンに近いこの地を旅の最終訪問地にしようと考えていた。この地が特別目を引く場所というわけではないのだが、必ず訪れなければならない場所だと思っていた。ケルトの起源。この島を育ててきた歴史の起源がそこにあるかもしれないと感じていたからだ。柔らかな風が私を包み、風に運ばれてきた懐かしい香りを身体で感じた。なぜかその香りは、土と草の匂いに違いないと思った。


作家プロフィール

伊藤進哉(イトウシンヤ) 1964年 福島県生まれ。
日本大学芸術学部写真学科在学中に、アンセル・アダムスのオリジナルプリントを見て、衝撃を受ける。

1989年に卒業後、広告写真のスタジオに入社。
広告写真を手がけながら、自身の作品は徐々に大型カメラで撮影したモノクロームに絞り込まれてゆく。
同時に技術的重要性を感じ、ゾーンシステムを学ぶ。

1997年、退社と同時に渡英。
ロンドンを拠点にヨーロッパを撮影すると同時に、アイルランドの「ケルト」をテーマとした作品制作を開始。現在に至る。


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■『阿修羅のジュエリー』シンポジウムは
大盛況のうちに終了しました。
次回どうぞまた宜しくお願い申し上げます!

(以下、今回終了したこのシンポジウムについての情報を、ご参考までに掲載しておきます)
■『阿修羅のジュエリー』出版記念
シンポジウム「阿修羅のジュエリー」開催のお知らせ

都内から非常にアクセスしやすい、四谷三丁目の会場です。

日時:2009年5月16日(土曜)18時30分〜20時30分
  (開場18時)
場所:四谷ひろばB館4階 ライブラリー (東京都新宿区四谷4-20)
主催:多摩美術大学芸術人類学研究所、NPO CCAA
後援:理論社
入場料:2,000円
定員:先着80名(要予約)
  
※申込受付はこちら↓の専用サイト、または
 多摩美術大学芸術人類学研究所へお電話でお申し込み 
TEL042−679−5697
のいずれでも、承ります。